宇留間和基著「編集の教科書」

 村上ゼミの毎月恒例、課題図書。毎月1冊、村上先生が選出した本を読み、章ごとの100字要約と1000字感想を提出しています。今回紹介するのは、2022年11月の課題図書です。


11月課題図書 宇留間和基著「編集の教科書」(リーダーズノート)

 著者は、株式会社 ジェイ・キャスト執行役員、J-CASTニュース編集長。毎日新聞社に入社後、朝日新聞社に移る。1988年「AERA」編集部、1992年から朝日新聞東京社会部、2003年から「AERA」編集長を3年間つとめる。2008年の朝日新聞出版設立に伴い代表取締役社長に就任。2012年より日刊スポーツ新聞社常務取締役。2016年6月に日刊スポーツ新聞社を退社し、同年7月ジェイ・キャストに入社。(ジェイ・キャストHPより)

 この本はタイトルの作り方や取材の仕方、アイディアの出し方まで書かれており、編集者としての技術を身につけたい人にはもちろん、その他すべての人にとっても役に立つ。ゼミ活動でいえばメルマガはもちろん、パンフなどの編集だけでなく、プレスリリース、個人のESにも活用できるノウハウが詰まっている。




――― 村上先生がこの本を選んだ理由は?

村上先生)2年生が受けている高橋朋宏先生の「出版メディア論」のサブテキストになり、

折角の授業。その理解が進むといいな思った。また、「効果的に人に伝える」ための考

え方として参考になり、メルマガやSNSを作っていく2年生にとって、編集につい

てインプットして欲しかった。

内容は編集者だけでなく、情報発信する人間に必要な編集リテラシーの基礎でもあ

る。「編集と企画」は、いかにゼミの活動に話題性をもたせ、世の中に発信していくか

の参考になる。「タイトルの付け方」は、ゼミでは必須のメルマガの見出し、企画書、

SNS、プレスリリース、プレゼンに必読です。他にも企画を作る方法など、ゼミ活

動に役立つ、編集の視点・技術が満載されている。

―――読んでの感想

2年・藤岡美羽)なんてためになる本なんだ。このテキストに書かれていた技術は、今後自分に必

要なものだ。企画や編集について参考になることがたくさんあった。「教科書」というタイトルの

通り、何度も振り返って学びに変えていきたい。(筆者注!藤岡は、メルマガ編集長です)

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