2025前期＃5　ソフトバンク多田さん講演会

こんにちは！村上ゼミです！

5月7日（水）前期、4回目のゼミを開催します！

今週のゼミ活動は以下の通りです。

◎1w1w「ドイツ問題　ドイツのための選択肢（AfD）国政第2党に」を用いての議論

◎ソフトバンク多田さん講演会「ソフトバンクについて」

＜1w1w　ドイツ問題　ドイツのための選択肢（AfD）国政第2党の議論＞

　１week１word「ドイツのための選択肢（AfD）国政第2党に」

（１）ドイツで、「極右」とされる「ドイツのための選択肢（AfD）」が総選挙で第2党に躍進した。躍進の理由と共に説明せよ。

（２）これによりヨーロッパが歴史的に抱えてきた「ドイツ問題（German Problem）」に対する影響を調べよ。

（３）同じく第2次世界大戦の敗戦国である日本とアジアの関係に置き換え、考察せよ。

意見は極端でも構わないが、安易な結論、感想、批評は不要、根拠を挙げて具体的に主張すること。

　ドイツのための選択肢（AfD）とは、近年のドイツ政治において大きな注目を集めている政党です。特に移民政策やEU、エネルギー政策を巡って強い主張を展開しており、ドイツ国内外で大きな論争を巻き起こしています。AfDの登場は、ポスト冷戦以降のドイツの政治的安定構造に一石を投じる存在となっています。（Japan Luggage Express　https://www.jluggage.com/blog/current-affairs/afd/　2025/05/10取得）

　この題を元に、4年・3年で議論を行っていきます。議論で、「ドイツと日本はどちらも第二次世界大戦の敗戦国として世界の平和に貢献してきた。※前文を踏まえて後述にはなりません。これを踏まえると、ドイツでの極右躍進は日本でも十分に起こりうることなのではないだろうか。今のうちに議論していくべき内容だと思う」などといった意見が出ます。ゼミ生がまとめた意見を聞いた村上先生は、「日本はアジアの国々から見れば、ナチスドイツのような過去を持つ存在であるという視点が抜けているのでは？」という指摘を受けます。

＜ソフトバンク多田洋史先生　講演会＞

　東京から村上先生の同期（？）、多田洋史さんがやってきました。

３０歳近く離れたお2人。その縁は、2010年に遡り、立教大学社会学部メディア社会学科での出会いから始まります。当時、多田さんは大学生、村上先生は社会人大学院生。いわば年齢の離れた同期です。

「最初に会ったときは、すごく年上の人がいるなと思った。でも話していくうちに意気投合し、よく一緒に飲みに行ってた。今は先生って呼んでるけど、当時は“ノブ”」と、多田さん。

2012年、村上先生が茨城大学に着任した時、多田さんら同期生たちが、村上先生の授業参観にやってきました。村上ゼミ1期生の時です。

「僕がちゃんと先生しているか、来てくれたんだ。多田や皆が心配して」と、嬉しそうな先生。その日はボジュレーヌーボー解禁日、多田さんたち立教生、村上ゼミ1期生は、村上先生とわいわい、遅くまで。翌日は、村上ゼミ生が多田さんたちを案内して、水戸を観光しました。

　その年、村上先生は立教でも教え、多田さんたちの卒論指導も担当します。

「立教が20人以上、うちが9人。当時、オンラインがまだだったから、成人式の美容室みたいにどんどんアポ時間が早くなって、6時半から始めていた。池袋と水戸、行ったり来たりで大変だった」そんな多田さん、3月お子さんが生まれ、パパに。

　今回、多田さんがゼミに来たのは、13年ぶりの授業参観ではなく、先月、久しぶりに飲み、先生の誕生日、5月7日にゼミがあると聞き、「誕生祝いに行く！」「なら、ゼミで何か話してよ」と、なったそうです。

　多田さんは、大学卒業後、法人営業などを担当してきました。

講演のテーマは、事前に村上ゼミ生の質問を受け、①ソフトバンクについて　②孫正義という経営者について　③法人営業という仕事とプレゼンの技術　④AIの未来　など、非常に興味深いお話！

講演後、ゼミ生、村上先生からも質問が飛びます。

――ソフトバンクグループに務める多田さんから見た孫正義さんとはどのような人物？

多田　孫正義はとても先見を持っている人。ほぼ全ての日本人が、名前と顔写真を一致出来る。そのような経営者が日本に何人いるだろう。その人をトップとしている意味は大きいと思います。孫さんが、現在、生成AIのその先を見ています。

――ソフトバンクグループの子会社はどのようになっている？

多田　私でも把握しきれないほどの数があります。多くの　対してどんどん会社を社員1人でも良いから設立する。そこから伸びそうな所はさらに力をいれています。

　法人営業という仕事は、相手の全てを相手以上にインプットし、本当に必要とする案を提案してこそ価値だと、多田さんは言います。先生が、「ある種のコンサル」と突っ込むと、コンサルの技術の勉強もしているとのこと。具体的で、分かりやすく、説得力のある話し方は、なるほどと、一同、納得。

　ゼミ終了後、水戸駅南口から徒歩5分ほどの所にある焼き肉屋「ワールドカップ」に移動して懇親会を開催しました。私、渋谷チョイスです。

　懇親会では、就活、大学時代の話、さらには恋愛まで話が広がりました。

多田さんは「まず行動」とアドバイス。それを受け、村上先生は、特に茨城大生は、「失敗を恐れるあまり、就活の場でさえ手を挙げ質問しない、自分の意見をいわない。しかし、発言しないのは、いないことと同じ」だと言います。

　ワタクシ渋谷、この言葉に「ハッと」しました。思い当たることが多いのです。

都内の私大は、学内でも、他大学とも様々な場面で争い。就活も争います。ソフトバンクの多田さんの同期は、1000人。多田さんの熱血助言は、刺さりました。

最後に、店の外で記念撮影。多田さんと先生は、「今日は飲んだくれる」と、二次会へ。

▶SNS編集長渋谷逸稀の感想

　講演会では、多くの現場を踏んできた多田さんだからこその詳しいことを伺った。ソフトバンクという、今、最も熱い企業について学ぶことができたのは、非常に貴重な機会だったと思います。

　さらに、懇親会で多田さんからいただいた熱血アドバイス「動け！」で目が覚めたような感覚になりました。まずは行動。大学生のうちの失敗はたいしたことありません。どんどん挑戦していきたいと思います。多田さん改めてありがとうございました。

　次回の前期ゼミ♯5　5月21日（水）は、テレビ静岡の佐藤さんが来ゼミ！テレビ静岡で放送されている「ただいまテレビ」の1週間の番組内容をゼミ生が分析し、番組改善提案プレゼンを行います！次回の投稿をお楽しみに！