2024後期ゼミ#11

こんにちは! 村上ゼミです!

今週のゼミ活動は以下の通りです

◎1w1w「韓国 戒厳令」

◎2年生卒論テーマプレゼン

◎1w1w「韓国 戒厳令」

【課題】(1)この状況について述べよ(2)戒厳令などに関して、各国の事例、法律などを調べ(3)自民党が検討している緊急事態条項について、意見を述べよ。意見は極端でも構わないが、安易な結論、感想、批評は不要、根拠を挙げて具体的に主張すること。

(1)韓国の非常戒厳とは

(概要)12月3日の夜、韓国のユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領が出した非常戒厳。来年の予算案に合意しない野党側の対応などを理由に一切の政治活動を禁じるなどした「非常戒厳を宣布」した。これを受けて、市民や国会議員の抵抗により一夜で解除され、ユン大統領は、4日朝早く再び会見して、閣議を通じて非常戒厳を解除すると発表した。

(議論)

今回の1w1wでは、韓国の戒厳令について相互にプレゼンを行った上で、2グループにわかれ自民党が検討している憲法に緊急事態条項について議論し、発表しました。

 2グループの意見は、「緊急事態条項」を導入することに賛成・反対・に分かれました。グループごとに意見をプレゼンした後に議論、賛成、反対、賛成とも反対ともいえない中

立的意見のチームに分かれ、村上先生と議論しました。

 中立派プからは、非常事態に即座に対応できる一方、権力行使を目的として使用されるのではないかという指摘がありました。

これに対し、賛成派から、戒厳令が出された際の善悪の判断機関として第3者機関を設けるという対案が出されました。

「その場合の善悪の基準とはどこに置かれるのか」

「あらゆる対策が立てられた上で日本では戒厳令がなかったのではないか」

という意見が出され討論が行われました。

(ゼミ録担当の感想)

時事的な問題について他方から意見を交えることで賛成反対の極端意見だけでは判断しきれないことを考えるきっかけとなるのだと実感しました。

◎2年生卒論テーマプレゼン

 2年生5人が何を卒論にしたいのか、そのイメージをまとめプレゼンを行いました。特撮や音楽消費、スポーツ、推し活、音楽と性格の関係など様々な点から追求したいテーマが挙げられました。

 村上先生からは「大上段に構えたテーマは必ず行き詰る。テーマの入り口は狭く、小さく、最後に社会のある面の意味・変化をとらえていることが理想だ」とテーマ選びのアドバイスがありました。

(現段階のテーマ)

「音楽が人々の趣味嗜好・性格に及ぼす影響」

「人はなぜ推しをつくるのか」

「楽曲の消費行動の変化」

「平成仮面ライダーの人気と魅力を探る」

「スポーツ分野において情報のリークが起こる原因とは

(ゼミ録担当の感想)

 卒論のテーマや問いを設定する中、自身が追求したいテーマが先行研究として挙げられていないか、このまま追及していくことで求めている解答は出るのか、結論をどこに置くのかなど考えることがとても多いと感じました。

 卒論テーマについて、今から調べたいテーマについて構成を立てて少しずつ調べていくことが必要になると感じました。


来週のゼミは12月25日(水)、水戸地裁の「裁判員制度の報公会」に参加します!

その後は、月例ゼミコンパ「卒論!お疲れさまでした。4年生、村上先生!!&2024年忘年会」が開催されます。報告、お楽しみに!



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