就活声トレ#1「声が変われば、未来が変わる」

 石森礼子さんは、茨城県の水戸市出身。茨城放送、日立の J WAY、  たかはぎFMなど県内のメディアを中心に活躍されています。村上ゼミでも、たびたびお世話になっています。

 石森さんに書いていただいたのは、「就活声トレ」。声のプロである石森さんから面接を突破する話し方、表情のつくり方、 声の出し方について記事を書いていただきました。

就活を控えた学生はもちろん、話し方に自信のない方は、ぜひチェックしてください👀

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「声が変われば、未来が変わる」

ライター:石森礼子

 あなたは話し方で損をしていませんか?

 就活において「話し方」は、自己分析や企業研究、ガクチカ(「学生時代に力を入れたこと」)と同じぐらい重要なポイント!面接は、「話し方」で決まるのです。面接官は、受験者がどんな返答をしてくるかなんて、ほとんど聞いていないそうです。なぜなら、誰にどんな質問をしても、マニュアルどおりの答えしか返ってこないから。話の内容では差がつかないんですね。では、何を基準に合否を決めているのでしょう?

 それは、受験者の「声」と「話し方」です。このメルマガでは、「キミ内定!」と言わせる、「面接術」についてお話をしていきます。初回は、「話し方のクセ」「あがり症」についてです。


●「話し方のクセ」を直すには…

 人は誰にでも、何らかの「クセ」があるものです。この「クセ」といものは、結構厄介なもの。なぜなら、「自分自身ではほとんど気づいていない」という特徴があるからです。

 話し始める前に、「えっと…」や「あー…」などと言ってしまうこと、ありませんか?

 これが「クセ」です。では、なぜ「クセ」は出てしまうのでしょうか?考えられる理由は、3つあります。

①内容や自分の発言に対して「自信」が持てないから

②何を話して良いか分からなくなり、「時間稼ぎ」がしたいから

③「呼吸の仕方」が悪く、口が開きっぱなしの状態になり、口グセが出やすくなるから

 ①と②は、十分な「準備」がものをいいます。

 ③の「呼吸法」については、結論から言うと「腹式呼吸」を意識して心がけること。

腹式呼吸の基本は、口を閉じて鼻から息を吸うということ。そうすれば、口を閉じる分、言葉グセが出る回数は少なくなります。

●あがり症でも話し上手になれる

 あなたは、自分のことを「あがり症」だと思いますか?「あがる」という現象は、「プラスの信号」なのです。実は、「うまく話そう!」「なんとか成功させよう!」という「話す意欲」のある証拠で、実は「話し上手」だということを覚えておいてください。

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