沢渡あまね著「仕事の問題地図」
村上ゼミの毎月恒例、課題図書。毎月1冊、村上先生が選出した本を読み、章ごとの100字要約と1000字感想を提出しています。今回紹介するのは、2023年1月の課題図書です。
沢渡あまね著 「仕事の問題地図」(技術評論社)
著者は、作家兼ワークスタイル&組織開発専門家。あまねキャリア株式会社CEO、株式会社なないろのはな浜松ワークスタイルLab取締役を務めている。日産自動車、NTTデータなど(情報システム・広報・ネットワークソリューション事業部門などを経験)を経て現職。400以上の企業・自治体・官公庁で、働き方改革、組織変革、マネジメント変革の支援・講演および執筆・メディア出演を行う。
(あまねキャリア株式会社 代表プロフィールより引用)
「やることが多くて,そもそも最初から終わる気がしない」
「同じ失敗を何度も何度も繰り返す」
働く中で生まれる仕事のムダやムダな仕事はなぜ生まれてしまうのか。原因と解決策を、ポップなイラストと共に学ぶことができる。
――村上先生がこの本を選んだ理由は?
村上先生)この本の編集者と友達で「面白い!」と薦めてもらった。実際に面白いし、内容は、全てゼミ活動に置き換えることができ、ゼミ生の役立つと思った。ゼミ活動のヒントになる。チーム作りの問題だから、ゼミだけじゃなくてサークル・社会人、職場でも通ずることがある。
今回は特に、ゼミに入って数か月がたった2年生の読んでほしい1冊。ゼミ活動を数か月行って、自分たちのどんなところを改善したらいいか、ということに気づいてもらうことが目的。
――読んでみて(学年は当時)
4年・白土真那)私も4月から社会人になる。今まではただワクワクしているだけだったが、この本を読んで不安になってきた。やはりアルバイトとは、違うのだろう。仕事をするうえで困ったときは、一旦立ち止まり、この本を読み直したい。そして、「人間だもの」というリアルを忘れずに、解決策を探したいと思う。この本に出会えてよかった。
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